HIV検査をする時の心構え

HIVとは、後天性免疫不全症候群の略称であり、感染すると免疫機能が低下し、死に至る可能性のある病気です。初期感染は2から4週間でインフルエンザのような症状が現れます。その症状は数日から10週間程度で軽くなり、その後無症状状態に入るため感染に非常に気づきにくいです。主な感染経路は、母子感染、血液感染、性的感染の3つです。

コンドームを使用せずに性行為をした場合など、HIVに感染したかもしれないと思ったらHIV検査を受けましょう。ただし、HIVウイルスに感染すると出る抗体を血中で確認できるまでには4週間から8週間かかりますので、すぐに検査できるわけではありません。HIV検査はほとんどの自治体の保健所で、無料、匿名で受けられます。検査方法は血液採取によるもので、感染していることを確定させるまでには2段階の検査が必要です。

まず1段階目の検査として、スクリーニング検査を受けます。この検査は陽性の方(感染者)を見逃してはいけないという目的を持った検査のため、感染の不安の要因の日から3か月後にスクリーニング検査を受けて陰性であれば、まず感染はないといえます。この3か月という期間は国のガイドラインでも推奨されていますが、最短4週間後からでも陽性の場合この検査で陽性と出る可能性があるので、不安な方は早めに検査を受けてもいいでしょう。
もしスクリーニング検査で陽性が出たら、確認検査を受けることになります。ここでも陽性が出た場合、感染が確定されます。ただ、HIVはすぐに進行する病気ではないので、HIV専門の医療機関で病気の進行具合などにより治療を進めていくことになるようです。今の医療技術は進歩しているので、HIVは昔のように治らない病気ではなくなってきています。

HIV検査にかかる費用は、保健所の場合は無料で、自宅でできる検査キットを利用すると検査会社によって変わってきますが数千円程度の費用がかかります。病院でHIV検査を受けるのなら、保険の適用外になりますので数千円から数万円まで検査の内容や病院によって変わってきます。HIV検査は即日検査ならばその日のうちに結果を知ることが可能です。